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MIP(Most IINE Person)という企画を行っている話

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山岡広幸

こんにちは、CTOの山岡(@hiro_y)です。

こちらに書くのは2年前に「zassouを始めた話」を書いて以来です。普段はエンジニアブログの方で書いたりしているので、よろしければそちらもご覧ください。先日は「zassouを続けている話」という記事を書いたりもしました。

メンバーの投票で選ばれる意味

さて、イノベーター・ジャパンでは、毎年年末になると「MIP」の選出を行っています。何かというと、Most IINE Person、つまり一年間で「一番いいね!と思う人」です(唐突な日本語…)。

従来、MVP(Most Valuable Player)の選出を年度末・半期末のタイミングで行っていたのですが、それはあくまでボードメンバー(経営陣)が選ぶもの。そうするとどうしても経営に好影響を与えた人という観点が強くなってしまうので、それとは別にメンバーが選ぶ賞もあってよいよね、と始まった企画です。

一緒に仕事していて助けられた仲間、他のチームだけどすごいなと思っていたメンバー、投票にはいろいろな意味があると思います。その「いいね」と思った気持ちが少しでも形になり、お互いに伝わるとよいなと思います。

ふりかえると、2015年末から実施しているのでもう8回目になります。投票はGoogle Formを使って行い、一番得票が多い人が受賞となります(副賞もあります!)。発表は年末の納会で行っているので、今年の受賞が誰になるのか今から楽しみです。

期待していることを書くこと、伝えること

また、MIPの投票では誰か一人を選ぶだけでなく、各メンバー(もちろんボードメンバーも含みます)に対して「期待していること」を書く欄を用意しています。アジャイルの文脈で出てくる「チームメンバーへの期待を表出する」「チームメンバーからの期待を知る」というやつです。

書くのは任意なのですが、結構皆書いてくれています。書かれた内容については、誰が書いたかわからない形で各メンバーに年末年始にお伝えしています(とは言っても、書き方や内容で誰が書いたか察せられてしまうことも…😁)。

いつも助かっているというメッセージであったり、もっとこうしてほしい、というメッセージであったり。普段から伝えられていればよいのですが、こういう機会だからこそ伝えられることもあるでしょう。うまく場として使ってもらえるとうれしいです。

MIPの企画を通して考えていること

イノベーター・ジャパンではお互いに年賀状を送り合う文化はありませんが、ひょっとしたら同じようなことをこのMIP投票の機会でできているのかもしれません。

今回はMIPの取り組みの紹介でしたが、これからもお互いの気持ちが伝わるようなコミュニケーションを誘発する仕組みを取り入れていけたらと考えています。仕事は結局、人と人がやるものなので、リモートワークが当たり前になった今だからこそ大切にしていきたいところです。

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