Webライティングで心がける8つの基礎ポイント
こんにちは、takulowです。文章大好きです。
文章好きには文章の仕事が集まるという、噂の引き寄せの法則なのでしょうか。
業務の中でも、キャッチコピーの提案や、LPの構成を文章で組み立てたりといった、
ライティングの機会が多めです。
メールはもとより、SNSやSlackでも文章を書いているので、
ある意味、毎日が文章漬けと言えるかもしれません。
自分の頭の中にある、文章を書くときの「こうすればうまく書ける」
という基本的なポイントを8つにまとめてみました。
8つのポイント
1:一文を短くする
商品の良さや自分のアイデアを熱く語る場面で、つい、長い文章を書いてしまうことがあります。
一文が長いと、主語が何だったのか、何を形容している文節なのか、
伝わりにくくなってしまうので、良くありません。
目安の一例ですが、友人に話しているときのように書くと、ちょうどよくなります。
友人が納得の相づちを打つタイミングで一文を終わるのが、ベストだと思ってください。
2:読点で読みやすく
句点(。)に比べて、読点(、)は使い方が難しいと思います。
自分で「喋っているように」読んでみて、呼吸する場所に入れるのが基本です。
また、文章を構成する「パーツ」を切り分ける意味でも活用できます。
3:文体を揃える
「です/ます」なのか「だ/である」なのか。
文体を揃えるだけで、キレイに収まる文章が出来上がります。
4:代名詞をなるべく使わない
「この」「あの」「こちらの」などの表現は使わないようにしましょう。
もちろん、うまく使いこなすことで、文章量や読みやすさに効果を発揮する場合もあります。
しかし、なるべく代名詞を使わずに書いたほうが、理解しやすくなります。
ユーザーが「えーと、『これらの場合』の『これら』ってどれとどれ?」と
迷ってしまうような事態は、回避しましょう。
5:結論を最初に
よく言われるように、ユーザーはだいたいの文章を流し読みします。
そしてたいてい、最後まで読みません。
確実に読んでもらえるとすれば、ページの冒頭部分くらいでしょう。
つまり、最後まで読んでもらうには、
「このページには、自分に必要なことが書いてあるぞ!」と、
最初の部分で認識してもらう必要があります。
おいしいものは最初に持ってきましょう。
6:安易に括弧を使わない
括弧を使うのは、何か意図があるときに限りましょう。
基本的には、括弧を使わない表現を心がけた方が、うまく収まります。
例えば、世間一般のデザインを述べるときには括弧を使わず、
より狭義の、自社におけるデザインを語る場合には括弧を使う、
というような使い分けをするとよいでしょう。
7:漢字とひらがなの割合に気を配る
変換キーを叩くと漢字になるため、どこもかしこも漢字にしてしまいがちです。
しかし、文章をパッと見たユーザーが、
流し読みしても、概要を把握できるくらいのバランスが理想です。
かたい文章なのか、やわらかい文章なのかによって、最適解は異なります。
8:アクションの主体はユーザー
「もっと読む」「登録する」「購入する」のように、
ユーザーが次にどうしたいのか、を書くようにしましょう。
言い換えると、「次に何をして欲しいのか」です。
最後に
本来のWebライティングでは、SEO的側面も注視すべきポイントです。
今回は、文字数の制限や、実戦で遭遇する様々な場面には踏み込んでいませんが、
いずれまとめたいと思います。