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デザインにおける「逆算」のセンスとは?

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伊藤 瑛良

こんにちは、デザイナーの伊藤です!今回は、デザインにおける「逆算のセンス」についてお話します。

(ちなみに、ここで言う「センス」は、色や形を作る才能のことではなく、「目的から必要なことを考えられること」、もっと言うと「目的から必要なことを考える上での要衝に対して勘が働くこと」ことを指すものとします。)

まず、私たちデザイナーにとってデザインとは、「目的を達成するための創作活動」だと思っています。そこには必ず達成したい「目的」が発生していて、小さな目的の達成を積み重ねることによって本質的な問題解決になるのではないかと考えています。

だからこそ、良いデザインをするためには、本質的な課題に目を向け、達成しなければならない「目的」を常に意識する必要があります。designimage2しかし、目的設定からタスク化までだけでは、まだ社会をよりよくするための「考え」にすぎません。考えを「行動」に移し、再現性をもって実行していくことが重要です。

行動する際に必要となってくるのが「逆算」のセンスです。ここで言うセンスと言うのは目的に対しての「解像度の高さ」と、目的と自身の考えをミックスして「ロジックツリーを描くことができる力」のことを指します。

designimage3これらを組み合わせたロジックツリーを描くことによって、「なんのためのデザイン」なのかが明確化され、なんとなくビジュアルは良いけど「あまり意味のないデザインになってしまった」ということを回避することができます。

ロジックツリーを描き、逆算してデザインすることで、目的達成に対して魅力的なソリューションを生み出していけるのではないでしょうか。

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以上、今回は「逆算」のセンスについてお話しました。

本記事へのご感想や、デザイナーの皆様がこういった課題に対して実践していることを、Twitterのコメントやリプライ、DMに頂けたら嬉しいです!

Twitter:@itoh_design

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