コロナ発生から一年以上経過し、そこにあわせてイノベーター・ジャパンも在宅勤務を推奨してきました。
※コロナの状況にあわせて、週1、2回チームでの出社日を設けたりなどしてきましたが、2021年5月時点においては緊急事態宣言中のため原則フルリモートワークとなっています。
1年以上リモートワークをやってきて、結論としては家で仕事をするのはかなり辛かったです。
会社へ出社した形での勤務が自分には最も合っていたと思っています。自宅だと、仕事に集中するための後押しが足らないんですね。
しかし、そう泣き言も言っていられないので、今回は1年間試してきた、リモートワークでの効率を上げるコツを共有させていただきます。
コツ1 仕事に入るための儀式を用意する
おうち気分から仕事気分へ変換するための儀式を用意します。
要は脳へ「これから仕事に入るんだぞ!」というシグナルを送って強制的に仕事へのモードチェンジを促す、ということです。
・床掃除
クイックルワイパーで床を隅々まできれいにします。掃除をすることで、部屋の緩んだ感じを取り除く意味合いでやっています。
・服装
服装を部屋着から仕事着へ着替える。ゆったりしたものではなく、なるべく襟のついた服装にします。ベッドにすぐ寝転べない格好がよいです。腕時計も、家でつける意味は全くないのですが、あえて仕事モードに変えるためにつけています。
コツ2 やることを決める
今日やることや目標を洗い出して手帳に書いています。「今日これやれなかったらヤバい死ぬ」ぐらいの気持ちで書いて、なるべくテンションを高める意識でやっています。
コツ3 やる時間を決める
グーグルカレンダーにコツ2で洗いだした本日のTODOをタイムスケジュールに割り当てます。「この時間になったら、これをやる」みたいな感じです。
この手法はif-thenプランニングという方法らしいのですが、勝間和代さんが動画で解説していたものと、ハイディグラントさんの「やり抜く人の9つの習慣」で紹介されていたものをとりいれました。
(余談ですが、ハイディグラントさんの本は心理学的見地でどのように仕事を進行したら良いか解説する本が多く、どれもおすすめです。)
参考:google keepとgoogleカレンダーの併用で面倒なことを実行する方法
参考:やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 (コロンビア大学モチベーション心理学シリーズ) ハイディ・グラント・ハルバーソン
コツ4 ポモドーロタイマーを利用する
当初、スマホのアプリを使ってポモドーロタイマーをやっていたのですが、スマホを見る必要があるのがイマイチで、続きませんでした。
その後、youtubeでポモドーロタイマーの動画が多数UPされていることを知り、テレビに映し出すようにしたらいい感じに回るようになりました。
種類が多種多様あり、音楽も色々選べるので、その日の気分にあわせて流しています。
この結論に至るまで、アレクサのタイマーを利用したり、カウントダウンタイマーを購入したりと紆余曲折があったのですが、これが一番しっくりきたので継続しています。
参考:youtube ポモドーロタイマー
コツ5 仕事をする場所と休む場所を分ける
仕事をする場所(画像左)と休憩する場所(画像右)を分けるようにしました。
・この椅子に座った時は仕事を
・この椅子に座ったら休憩を
という形で意識づけるようにしています。
同じ場所に座ったまま休憩をすると、どうしてもメリハリがつきづらく、仕事へのスタートダッシュが切れないことに気づいた。ポモドーロタイマーの休憩時はワークスペースから離れて、積極的にだらだらするようにしています。
参考:【テレワーク】自宅で集中力とやる気を引き出す16の方法の「7.仕事用の定位置をつくる」
コツ6 ネットサーフィンをできないようにする
Twitter、Facebook、Yahoo!ニュースなど、ネットには誘惑がいっぱいで、気がつくとこれらに時間がとられていることがしばしばありました。
macではselfcontrolという、指定したサイトを制限時間以上は閲覧できないというツールがあることを知り、導入しています。
参考:ネットで気が散るのを防ぐために「Self Control」を導入してみた
コツ7 なるべく運動する
仕事前に30分程ジョギングをしたり散歩をすると、その日一日、良い感じでスタートがきれることが分かっていました。
しかし、その日の天候や体調によってはできないことも多かったので、最近ではオンライントレーニングを利用するようになりました。
朝の5時から24時まで、15分、30分、60分単位のトレーニングが多く用意されているのが決め手となり、soeluを利用しています。オンライントレーニングのよいところはベットからでて、すぐに始めることができること。移動がないのですごく楽です。
また、トレーナーの先生から「がんばれ」「よくできました」とポジティブなフィードバックを貰えるので朝から気分よくスタートが切れるのも、オンライントレーニングの良いところです。
まとめ
今回は、1年間リモートワークで試行錯誤したコツをまとめました。自分の中でノウハウとして確立するまでに時間がかかってしまいましたが、その分、継続できているコツになっているかなと思います。