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社員がインターン生から得た学びとは 〜デンマークのインターン生を迎え入れて〜

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Innovator Japan Editors

​こんにちは。これまでMakiさんのインターンの様子についてお届けしてきましたが、今回は、デンマークからのインターン生であるMakiさんに、当社(IJ・&donuts)それぞれのメンバーから寄せられたコメントを紹介したいと思います。

多くの意見に共通していた「ワークライフバランス」「職場環境」に関するコメントをご紹介します。
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ワークライフバランスに関するコメント

  • 日本では、働き方改革が叫ばれ、少しずつ状況が変わってきていますが、まだまだ先が長いと感じました。そんな中でも、イノベーター・ジャパンの働き方は悪くないと思います。
  • &donutsでは週40時間未満で働く人が多いのですが、アンケート結果ではその割合が限りなく少なかったので驚きました。さらに、残業している人も多いので、長時間労働が当たり前の意識になっているのではと思いました。
  • デンマークと日本の違いが興味深かったです。特に、労働時間や休みの意識は生産性につながると感じました。
  • デンマークの人が残業をしないのは、家庭を大切にしているからだと思います。日本人は、仕事で家に帰りたくないというケースが多いのではないでしょうか。私の父もそうでした。
  • 日本は無意識のうちに仕事を中心とした生活のあり方を考えているんだろうなと思いました。
  • デンマークの考え方は素晴らしいと思うし、一個人としてそのあり方が羨ましくも思いました・・・でも、日本においては一企業がそういった個人の生活を大切にするような会社方針にしたとしても、クライアントがそういった思考がなければ、なかなか上手く回って行かないんだろうなとも思いました。
  • コロナがあって在宅ワークが一般化し、日本も少しずつ仕事中心から生活中心の考え方にシフトして来ているのは感じていますが、まだまだいわゆる体育会系なところはあるし、もっとゆとりのある世の中になって行ってほしいなと感じました。

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職場環境に関するコメント

  • 日本とデンマークでは、コミュニケーションに対する考え方が違うことを学びました。社内の人たちとのコミュニケーションを積極的に図っていきたいと思います。
  • 経営陣と従業員との間のヒエラルキーに関する認識のギャップを感じました。
  • 日本人の働き方を理解するのは難しいが、無駄な会議に時間を費やしている日本人は想像以上に多いと思います。
    働き方だけでなく、産業構造にも問題があるように思います。
  • 夫の会社は昔ながらの過重労働ですが、本人はあまり気にしていません。しかし、家族にとっては融通がきかないので、我慢することが多いようです。罪悪感を持たずに休める会社がもっと増えればいいなと思います。また、少しづつ変わってきてはいるのですが、日本の現実として、女性は男性ほど給料をもらう必要がなく、ゆるく働きたいと思っている人が多いと思います。
  • 北欧の福利厚生が何かとても気になりました。日本が取り込めることはどんどん取り込んでほしいと思います。
  • 高圧的であるにもかかわらず、私たちはそれに気づいていないのかもしれない......と思います。

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「ワークライフバランス」と「職場環境」に関するコメントを紹介させていただきました。ここからは、Makiさんからメンバーそれぞれが得た気付き・学びを紹介したいと思います。

気付き・学び

  • 日本の現状を違った角度から見ることができ、より広い世界での考え方や改善策を考えるきっかけになりました。
  • 国ごとの働き方の違いも興味深かったです。また、休暇文化がどのように実現されるのかが気になりました。
  • 国によって働き方が違うんだなと思いました。(とはいえ日本の働き方が悪いとは思っていません)
  • 日本の状況を客観的に見ることで、今後の可能性を見出すことができるようになりました。
  • 聴衆の1/3が「MAYBE」を選択したことが印象に残りました。日本ではまだ「意見の欠如」が大きな問題になっていますが、今回の発表でそれが証明された気がします。
  • 海外の人が考える日本の働き方の印象が悪いことに驚きました。
  • デンマークの話は、自分がいる環境の常識を覆すもので、とても刺激になりました。日本にもルーツがあるそうなので、ぜひまたデンマークの話を聞かせてください。
  • Makiさんの日本に対する課題は、私の悩み・考え方に直結していて、すごく魅力的なお話でした。

最後に

本記事では、Makiさんに当社メンバーから寄せられたコメントを紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
私たちイノベーター・ジャパンでは、国籍の垣根を超えて、「ウェルビーイング」に向かうメンバーを、雇用形態問わず歓迎しています。グローバルな視点を当たり前に、ダイナミックにビジネスに取り組んでいければと願い、今後も海外からのインターンシップの受け入れを行っていく所存です。

この記事を通して、当たり前だと思っていた働き方を客観的に見つめ直すきっかけになれば幸いです!

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Student life in Denmark(デンマークの学校生活や学生文化について)

Communication and IT student(学校で何を学ぶの?)

【聞いてみた】Danish Furniture and Culture(デンマーク家具と文化について)

北欧は何故『幸福』『働きやすい』と言われるのか?

Japanese working style from a Danish’ perspective(デンマーク人から見た日本の働き方)

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