HOME Tech 出版社向けCMS『OMS』機能追加・改善4選【2021年版】

出版社向けCMS『OMS』機能追加・改善4選【2021年版】

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ujita

このエントリーはイノベーター・ジャパン Advent Calendar 2021 8日目の記事です。

こんにちは。エンジニアのujitaです。
私はMediaDXの出版社向けCMS「Open Media Suite(以下 OMS)」の機能追加や改善を担当しています。OMSとはEC機能を伴う、中~大規模ウェブメディアに最適化した会員制ウェブサイト構築システムです。搭載機能を絞りこむことで、短期間・低コストでの導入が可能になっています。
よりよくなったOMSを知ってもらうために、今年OMSに追加された機能や改善部分をいくつか紹介したいと思います。

1.記事作成・編集の自動保存機能の追加

スクリーンショット 2021-12-07 10.24.41まず紹介するのは、『記事作成・編集画面の自動保存機能』です。こちらは運営チームから記事作成中にタイムアウトでせっかく書いた記事が消えてしまった等の声があり、実装した機能です。自動保存データは新規作成と各記事で別々に保存され、作業再開時に各フォーム項目へ復元、上書きされます。いつ自動保存されたデータかわかりやすく表示し、必要なければその場で破棄することもできます。また、別の端末で同じ記事が更新された場合には気づけるようにメッセージを出すようにしました。

2.メディアアップロード機能の改善

スクリーンショット 2021-12-07 10.30.14

次に紹介するのは『メディアアップロード機能の改善』です。「選択したメディアをアップロードした後に挿入する」という手順が伝わりにくく、操作ミスをすることが多いという指摘をいただいたため、アップロードした後に挿入ボタンが活性化するように変更しました。その他にもドラッグアンドドロップでメディアを選択した際の挙動やOGP画像(SNSでシェアされた際に表示されるサムネイルとなる画像)を設定したときの不具合等を修正し、よりメディアを利用した記事が作成しやすくなりました。

3.基本HTMLタグ機能の改善

スクリーンショット 2021-12-07 10.43.42

OMSの『基本HTMLタグ機能』を利用すると、記事本文作成エディタに専用ボタンができ、押した際に登録した内容が出力されるようになります。今回の改善では、登録した内容をドラッグアンドドロップで順番の変更ができるようになりました。また名称変更もできるようになっており、記事ページに挿入されるStyleやCSSの変更が統一されやすくなっています。

4.記事一覧にソート機能の追加

スクリーンショット 2021-12-07 19.27.53

最後に紹介するのは『ソート機能』の追加です。現在記事一覧ではIDと公開日時、最終編集日時でソートすることができます。OMSの一覧ページはページネーションが実装されているので、閲覧しているページを維持したままソートすることができます。また、検索機能で記事を絞った状態でソート機能をかけることもできます。過去の記事を見比べることが多い編集者の方々から、こちらの機能は大変要望が多く、記事一覧以外にも反映予定です。


以上、今年OMSに追加された機能や改善部分を紹介いたしました。
明日はエンジニアのgorouさんです。お楽しみに!

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