こんにちは、株式会社イノベーター・ジャパン コミュニケーションマネージャーの高尾です。
2022年8月に、エンジニアとして新しい仲間が入社してくださいました。
そこで今回は、「どうして入社したのか？」そして「入社してみてどうだったか？」などを聞いていきました。
新メンバー 正木さんに話を聞いてみた！
ー正木さん、今日はどうぞよろしくお願いします。まず、簡単な自己紹介をお願いできますか？
はじめまして。エンジニアの正木です。
私は現在、社会人8年目で、8月末にエンジニアとしてイノベーター・ジャパンの社員として働きはじめました。前職は受託開発の会社でエンジニアとして働いており、エンジニアとしての経験はその会社がはじめてでした。現在、エンジニアとしては3年目になっており、現在は当社で『Open Media Suite（以下、OMS）』の開発を担当しています。
終始にこやかにお話してくださる正木さん
ーちなみにご趣味は？
基本的にインドア系で、アニメ・マンガ・ゲーム・映画などが好きです。映画は映画館でも、Netflixなどでも観ます。MARVEL系を中心に、家族と見ることが多いですかね。あとはホラー以外のものを見ています。
ー最近ハマっていることは？
もっぱらインドアなんですが、特にソシャゲではヘブンバーンズレッドというゲームを日々プレイしています。ストーリーがメインで、他のユーザと競う要素が少ないところが好きです（笑）。あと、今季のアニメはリコリス・リコイルなどを観ています。
参照：https://store.steampowered.com/app/1973710/
ー次に、これまでのキャリアに関するお話を聞いていきたいと思います。これまでお仕事はどのようなことをされていたんですか？
エンジニアになる前は、社会人になってからはセカンドストリートで社員として、店舗運営全般に関わるお仕事をしていました。買取から始まり、商品の状態管理、機械の動作確認、販売管理など、多岐にわたる業務に関わっていました。
参照：https://www.2ndstreet.jp/
ーアパレル系のご出身とは！きっかけはどのようなものだったんですか？
高校生の頃から服に興味がありました。地元が長野なのですが、地元で買い物をすると友達と被ってしまうのが嫌だったので、地元のセカンドストリートに通っていた、というのがきっかけです（笑）。
ー異業種・異業界からエンジニアに転向するのは勇気がいるようにも思います。エンジニアになろうしたきっかけは何だったんですか？
そういうわけで、店舗業務をしていると、面倒なことが正直色々あります。例えば「誰が」「どれを」売ったのかを管理しないといけない、という原則があって。これは盗品などが持ち込まれるリスクを避けるために厳密に行わないといけないんですが、全てのデータをなんと紙に残していました。
そのデータと今日の取引件数を突き合わせるんですが、チェックするのにヒヤヒヤする毎日でしたね。紙が1枚足りないだけで深夜まで帰れなかったりしましたし、クレジットカードの領収書などについても同様でした。
それが、紙からデジタルでの管理に移行したら、すごい楽になったんですよね。実体験を通して「いろいろなものをデジタル化したら楽になるんだなぁ」と実感した瞬間でした。そう思ったときに、自分が楽に「なる」側ではなく、楽に「する」側になりたいと思ったのがきっかけです。その気付きと同時に「自分でも何かそういう仕組みを作りたい」と具体的に思うようになったんですよね。
ー興味を持ってから実際にお仕事にされるまでは、どのような経緯だったんですか？
まずはプロゲートなど、環境構築せずにプログラミングの入門〜基礎を学べるようなサービスを触ってみました。すると思っていた以上に楽しかったので、独学してみよう、と思いました。長く関心を持ち続けられそうだなと思ったタイミングで、転職を検討し始めました。
ーご自身で勉強を継続するのはすごいことだなと思います…！
「エンジニア転職は30歳まで」といった内容の記事を読んで、転職への意欲も高まりました。なるべく早く、20代のうちにエンジニアに転職する方法を考え、エンジニアスクールに入会することにしました。お金を払って課題に期限がつくので、自分を追い込むことができたので、入学してよかったなと思っています。そのスクールの紹介で、前職に内定をいただき、入社しました。
ー転職にも成功されたんですね！異業種からの参入で苦労された点はありましたか？
研修などといった決まった教育があるわけではなく、スキルアップのための仕組みなどが揃っていたわけではなかったので、自学自走の習慣づけには少し苦労しました。
入社3か月間はメンターがいて、課題に対して実装レビューがありましたが、それ以降は自分で考えながら実装する、の繰り返しでした。本当に1年目はあっという間でしたね（笑）。
ー大変な分、いろいろな面が鍛えられたのではないでしょうか。
そうですね。忙しい人が多く、相談にそこまで多くの時間を割けるわけではない環境だったので。簡潔にクリティカルな質問をできるように、という点は鍛えられましたね。それから、他人に聞く前に自分でわかるところまでは限界まで調べる、というクセがついたと思います。2年目からは、コミュニケーションを取りやすい仲間に恵まれたこともあり、これまでと比べると気軽に相談できるようになりました
あのときはちょっぴり大変でした
ー具体的な業務内容としてはどのようなことを？
受託の開発がメインでした。1年目は、新規案件でフロントと管理画面の両方をスクラッチで書いていて、2年目以降は、ECサイトのリプレイスに伴い、管理画面と表側の画面のリニューアルを行いました。3年目からは再び新規案件にアサインされ、ウェブサイトのフロント側と管理画面の構築をしていました。当社の事業と近い領域でいうと、自社CMSを利用して管理画面を作る、などのこともしていました。
ー前職でも十分にご活躍されていたと思うのですが、転職を考えたきっかけは。
コロナ禍での転職だったこともあり、1年目、2年目はリモートワークが中心でしたが、3年目から毎日出社になりました。毎日出社して、プログラミングもする…となると、体力的に厳しいなと思うところが多く、「この時間を自分のために使えないだろうか？」と考えるようになりました。エンジニアの仕事は勉強したりキャッチアップする範囲が広いこともあります。
また、これまでのように受注案件だけの開発ではなく、自社サービスや自社プロダクトの開発に関われる環境に入りたいなとも思いました。それで、自分たちのプロダクトの成長のことを考えながら開発できる当社に興味を持ちました。
ーそれで当社に関心を持ってくださったんですね。
はい。最初はFindyでのスカウトがきっかけです。最初はカジュアル面談としてCTOである山岡さんとお話をしましたが、面接というよりは、条件を一緒に考えてくださったので、ありがたかったです。また、その際に「自社開発に関われて」、「自分の住んでいるところから通える距離や頻度」というのに合致するなと感じました。
ー面談のフローのなかで、何か印象的なことはありましたか。
「エンジニアチームの雰囲気が良い」と感じたところですね。これまでは、自社のエンジニア以外と関わる機会があまりなかったので、新鮮でした。1次面接でたべたつさんとお話したのですが、社内で技術の共有会を週次で行っていることを聞き、スキル向上への取り組みに感動しましたし、不安が消えていく感じがしました。
今ではメンターとして関わっている、同じくエンジニアのたべたつさん
ー当社へのご入社にあたり、決め手はありましたか。
受けていくなかで、フルリモートの会社も候補にはありました。しかし、自分がまだエンジニア3年目であり、完全なリモートでは、成長や人間関係という観点で不安があるなと感じていました。直接会って話せる環境があることで、刺激をもらえると思ったんです。
雑談したことない人と仕事をするのも、自分の求めているものと違うなとも感じました。
ー入社してから1週間くらい過ごしてみていかがですか？
先週末くらいから、まずは他のエンジニアの方の実装のレビューに入っています。本格的なタスクはこれからなのですが、朝会などで定期的に雑談の場があり、メンターのたべたつさんもこまめに声をかけてくださるので、コミュニケーションをとる機会が多く、良い刺激になっています。
ー入社してみて、実務面で大変なことはありますか。
前職のCMSもそうでしたが、CMSのコアに対して、各案件の改修をいかに反映していくのかが正念場だと思います。これについてはライブラリ化を進めていくことで工夫できるかなと思っています。
ただ、実際にライブラリ化して終わり、ではなく、よりよい方法を模索し続けていきたいですね。
ー入社してみて、生活面・ワークライフバランス面での変化はなにか感じていますか？
現在は「週3出社・週2リモート」という形で働いています。リモートワークの日があることで、体への負担が軽減している感じがしています。出社してミーティングをオフラインでやる、オンラインで完結する日はリモートで、と組み合わせられるのも良いなと思っています。自分でコアタイムを決めるのですが、出勤時間前に勉強の時間を取れたりと、時間を有効に使えているなと思います。
ー入社されてすぐお会いしたとき、穏やかなお人柄が印象的でした。お仕事の面で気をつけていること、こだわっていることはありますか。
穏やかと言っていただけると嬉しいですが（笑）、自分が割と小心者と言うかビビリなので、相手を不快にさせないコミュニケーションを心がけています。
一方、あまりきちんとしすぎてフランクになりにくいのは悩みです…（笑）。
ー当社は同年代の社員もいますので、ぜひ仲良くなってください！
はい（笑）。
ー最後に今後の展望を教えてください。
まずは目に見えている課題をひとつずつ解決していくところですね。ゆくゆくはもっと大元のところにも手を入れていき、その過程でできることを広げていくことで、使っている人に「これ、いいな！」と思っていただけるものを届けていきたいと思います。
ー開発スキルだけではなくエンドユーザに目が向いていて素敵ですね。
使う人を第一に考えたいので、ただ開発するだけではなく、提案もしていきたいですね！ 自分が1年目のときに作った管理画面を最近見返したのですが、すごく使いにくいなと感じてしまって。使いづらいものは使われなくなるのが現実です。常にユーザの立場で「使いやすさ」について探求していきたいと思います。
ー今後入社を検討している人にひとことお願いします。
エンジニアチームはとても雰囲気が良いです。東京だけではなく、福岡からもメンバーが集まり、和気あいあいとお仕事をしています。良いチームで働きたい方、ぜひ一度お話しましょう。
ーこれからのご活躍、応援しています。ありがとうございました！
終始、和やかで和気あいあいとしたインタビューでした！
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