こんにちは、イノベーター・ジャパン編集部です。今回は、今年度からスタートした「係活動」について、担当である亀田さんにお伺いしました!
ーよろしくお願いします。今回は「係活動」について聞きたいのですが、そもそも「係活動」ってなんなんでしょうか?
はい。「イベント係」「放送係」「新聞係」「写真係」から構成されるもので、当社のなかでの広報活動など、社外とつながるような活動を担ってもらっています。
ーなるほど。それぞれの係が何をするのかを教えてもらえますか?
順を追って説明しますね。まずは「放送係」。オウンド音声メディア「OMOSAN RADIO」の収録・編集・放送をはじめとした、音声・動画コンテンツの作成を担当しています。理念や各施策の背景ストーリーなどを発信するなどして、企画会議を行っています。また、先端思考メディア「URASAN」という、ビジネスデザインやアート思考の重要性を、主に新規事業などのビジネスに活かせるようなものを運用しています。
次に「イベント係」。当社がコロナ前に実施してきたリアルな場のイベント「InnoCAFE」を通じて任意のテーマで気軽にインプットや体験ができる場を提供するものです。現在はエンジニアイベントなどを企画しています。
3つ目は「新聞係」。今回取材してくれているのも、オウンドコンテンツメディア「OMOSAN」の編集・取材・記事作成の範疇でやっていただいています。それから「Innovator Japan Engineers’ Blog」のディレクションも行っていただいています。幅広い話題で当社カルチャーを発信してくださる係ですね。
最後が「写真係」。
品質・センスの高い素材をもとに「デザイン・コミュニケーション」の信頼性を高めていく役割を担っていて、ストーリーも含めたInstagramでの発信をしています。
ーなるほど。この係活動が始まったきっかけはなんだったのでしょうか?
Web2.0以降、企業広報コミュニケーションのあり方が変わり「ビジョンベース広報」というものが始まりました。これは、ビジョンに基づいた一貫性のあるコミュニケーションがあって初めて、会社の存在が認められる、というものです。
このWeb2.0時代においては、全社員がSNSをはじめ何らかの形で広報を担うようになりました。それが、「ビジョンベース広報を体現し、日本を代表する変革創造企業になろう」という号令で、この役割を一貫して担っていたのが「コミュニケーション室」でした。
でも、これまでコミュニケーションチームでやっていた業務では、トップダウンで、どうしても自発性が削がれてしまう、メンバーが一丸となってやっていく雰囲気作りを加速していきたい…という課題がありました。そこで、学校のような「係」制にすることで、全員が少しずつリソースを使ってコーポレート関連の業務を行っていく形に変更しました。
ーなるほど。全員でやることで楽しめる、Groove感が出るのもあるかもしれませんね。では、なぜ「係」という名称なのでしょうか?
はい。厳格な「業務」というものではなく、学校の「係」のようにワイワイガヤガヤとした形式で進めたいからです。まさに仰っていただいた通りで、普段業務で関わりのないメンバー間での交流を図ったり、同じ目的に向かって動くことで、Groove感がより高まると考えています。
ーKPIなどはあるんでしょうか?
はい。期初にそれぞれのチームでどのようなことをするのか、何を目標にするのかを設定しています。ただ、個々に何の仕事をお願いするのかまでは規定しておらず、係のなかで役割を決めて分担していただいています。
ーなるほど。今後どうなっていくのか楽しみです。ありがとうございます!