この記事はイノベーター・ジャパンAdvent Calendar 2017の12日目の記事です。
季節が変わり急に寒え込むようになり体調を崩してしまった…なんて人も少なくないのでは?弊社でも季節の変わり目に体調を崩す社員がチラホラ。。管理を怠っているわけではないと思いますが「健康」を維持するって、なかなか難しいもの。そこで今回は健康管理のためにできる管理術を紹介しちゃいます!
「健康」の定義
そもそも健康って何を指すのでしょうか?
WHO(世界保健機関)では憲章の前文の中で「健康」について、次のように定義しています。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)
なるほどなるほど。健康というのは全てが満たされていなければいけない。
自分の言葉に置き換えて分解してみると
- 心の状態がよい
- 体の状態がよい
- パフォーマンスを発揮できる
- 持続可能であること
健康状態を維持するというのは非常に難しいことなのです。
健康を意識して始めたこと
多くの方が懸念しているかと思いますが、飲み過ぎ、食べ過ぎ、運動不足により健康から遠のくことを危惧している人は少なくないはず。
そこで、私は健康を意識して何を始めたかと言うと、、、
ゴールドジムに通い始めました。
はい!!全てが解決しそうなパワーワード!!!
言うは易く行うは難し。なかなかうまくいきませんよね。はい、ごめんなさい。2ヶ月で退会するに至りました。
原因は、なかなか時間を作れず。。(という言い訳になりますが)基本的に身体動かすことが好きな私も習慣とするのが難しかったといったところでしょうか。
時間を作って通うだけなのに、なかなか難しいものです。。
健康を意識してできることから始める
颯爽とジムを諦めた私。そこで次に始めたことが体重管理でした。現状を把握しない限りは課題はみえない。まさにマーケティングと同じ。
いまや2017年。テクノロジーの進化はめまぐるしい。そんな私は魔法のアイテムを手に入れてから、生活はガラッと変わったのです。
現状(体重)の把握
オムロン 体重体組成計 OMRON connect対応 HBF-256T-BK
- 出版社/メーカー:オムロン(OMRON)
- メディア:ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
はい、出ました!高機能体重計!いいお値段する体重計がいろいろ売られています。どれもスタイリッシュでスマート。それでもジムの月額費用よりも安かったりするわけです。
これで何ができるかというと、計測した体重や基礎代謝 1 といったデータをスマホと連携して記録できるようになります。あのですね、想像以上に手軽にできるんです。毎回、体重計と同期させる必要がありません。余裕のあるときにスマートフォンでアプリを起動するだけ。
私もごく普通の体重計を持っていましたが、毎日測るモチベーションを維持できない過去がある程度に面倒くさがり。そんな私でも、スマホにデータを溜めるOMRONは、二ヶ月近く経ちますが、続けられています。
そんな経験から多くの人もこれなら意外と続けられるような気がします。ストレスと言えば、データが計測できていないことに対するモヤモヤ。術中にハマるわけです。
OMRONのHBF-256Tの機種であれば、上記の指標を計測可能です。
毎日このようなデータを取得することで、日々の変化に気づけることがはじめの一歩になりました。
※ 当方iPhoneユーザです。iOSであれば問題なく使えるかと思います。
消費エネルギーの見える化
自分の体重と基礎代謝がわかったところで、消費エネルギーも把握したい。そこで、もうひとつアイテムをご紹介、私が使っているのはApple Watch 。
Apple(アップル) Apple Watch Series 2 スペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンド 42mm MP0G2J/A
- 出版社/メーカー:Apple Computer
- メディア:エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
iPhone(iOS)にはヘルスケアというアプリがデフォルトで入っています。
ヘルスケアはiPhone、Apple Watch、そしてあなたが使い慣れている他社製アプリケーションから健康データを集約し、便利な一つの場所であらゆる成果をチェックできるようにします。
というわけで、Apple Watch を装着するだけで、アクティブ時のエネルギー消費と安静時消費エネルギー2が見えるようになります。
この日、10キロのジョギングと5キロほどのウォーキングしたわけですが、安静時消費エネルギーとは別に988キロカロリー消費したことになります。
これまたアクティビティというアプリでも、1日のカロリー消費がわかるのですが安静時消費エネルギーと合わせて2,807キロカロリー消費したことがわかります。
つまり、1日の運動量を計測することで1日に食べてもいい適切な摂取カロリーが分かるわけです。理論上、消費エネルギーを超える過剰なカロリー摂取を避けることができれば、理想の体型を維持することも難くありません。
さいごに
身体のデータから健康に向き合ってみる。手軽にできる今だからこそ、試してみてはいかがでしょうか。
体重と運動を計測することを習慣化することで、昨日食べすぎたから今日は控えめにして抑えたり、逆にどれだけ運動すれば過剰摂取カロリーを上回るエネルギー消費ができるか、我慢すべきことが明確になります。
失ってから実感することが多いかもしれませんが、健康でいられることが如何に幸せなことか。これからも健康のためにできることを模索していきます^^;
written by ogichon
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基礎代謝(きそたいしゃ)とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。 引用: 基礎代謝 - Wikipedia↩
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安静時消費エネルギーとは、基礎代謝の120%ほどにあたり、食事などで消費するエネルギー消費を含む基礎的なエネルギー消費量の指標。 参考:安静時代謝量とは - コトバンク↩