HOME Other グリーティングカードのつくりかたと押さえておきたい3つのポイント

グリーティングカードのつくりかたと押さえておきたい3つのポイント

著者アイコン
Innovator Japan Editors

こんにちは、利右衛門(りえもん)です。

このエントリーはイノベーター・ジャパン Advent Calendar 2016の18日目の記事です。

もう12月も18日目。年の瀬です。クリスマスな季節です。イノベーター・ジャパンでは毎年お世話になった方々へ年末年始のご挨拶をいろいろな形でさせていただいております。社員みんなで動画をとってお送りしたり、HTMLメールを気合を入れて作ってみたりしてきたのですが、今年は原点回帰で紙のカードを送りましょう!ということに決まりました。

そして、できあがったのがこちら!

f:id:riehirai:20161214205310p:plain

じゃーん!イノベーター・ジャパン 2016-2017年グリーティングカード

年末のご挨拶ということで、お届けする方は年内にお手元に届くかと思いますので、ぜひお手にとって当社を思い出していただけると幸いです。

たかがグリーティングカード、されどグリーティングカード、みなさまに喜んでもらうにはどうしたらいいのかなと、陰でいろいろ画策したり、ときには苦労があったわけなのです。

グリーティングカードをつくろう!

まずはデザインをどうするか?当社にはデザイナーさんもいるので内製ももちろん可能なのですが、今年はちょうどデンマークにオフィスを立ち上げたこともあり、折角なのでデンマークのデザイナーさんにお願いしてみよう!ということになりました。

今回お願いしたのは、Anorak さん。当社とも縁のあるデンマークのビジネス・デザイン学校、KAOSPILOTの卒業生が立ち上げている会社です。

https://www.anorak.design/

定期的にSlackでのやりとりがあったので、そのままSlackでご相談→Skypeミーティング→サイズや納期など詳細のオーダーをして快諾いただけることに。

こちらからは

  • 今年デンマークオフィスをオープンしたので、デンマークと日本の繋がりを表現したい
  • 年末年始のおめでたい感じを出したい
  • イノベーター・ジャパンで大事にしているVALUE(LOVE/CHAOS/ENJOY/GROOVE)の要素もあるとよいかも

というざっくりとしたイメージをお伝えしたところ、複数パターンの案を用意してくれて、その中から採用した案を選びました。

デンマークと日本のコラボレーション感を出すために地元のアーティストに声をかけて作ってくださった力作だそうです!

デザインのやりとりはエンジニアの@akase244が担当してくれました。

f:id:riehirai:20161215003738p:plainf:id:riehirai:20161215004044p:plain

※今回はデンマークの雰囲気を最大限とりいれるため、かなり大まかなデザインオーダーしかしていませんが、もし作成予定のイメージがある程度ある場合は詳細にお話をしたほうがよいかもしれません。

グリーティングカードを印刷しよう!

デザインデータを納品してもらったら、印刷作業です。

デザインにも気合を入れたので、紙質もこだわりたい!!と思ったのですが、よく使っているオンラインプリントサービスでは厚い紙の取り扱いがない….

必死にGoogle先生にききまくる、紙のサンプルを取り寄せてみる、まわりの文具店や印刷やさんをおとずれてみること幾日、オフィス近所にある、結婚式の招待状などをカスタムオーダーで作成できる会社さんで、ようやく望んでいた厚さ(300g以上)のものをオーダーすることができました!

納期の都合上、試し刷りをする時間がなく、イメージ通りの仕上がりになるか少し不安を抱えながらもオーダーしたのですが、満足ゆく仕上がりになりホッと胸をなでおろしました。

お世話になったのはハグルマオンラインストアさん。ショールームには封筒や便箋など、可愛い紙がたくさんです。

http://www.haguruma.co.jp/store/

グリーティングカード用の宛名ラベルを印刷しよう!

印刷方法や印刷会社さんによっては、カード面の印刷と一緒に宛名もできる場合もありますが、今回はカード面の印刷をオフセット印刷にしたため、宛名を別途印刷する必要がありました。

一般的な方法は宛名ラベルを買って、ワードとエクセルで差し込み印刷で作成、だと思います。

こういうものですね。

差し込み印刷の方法は以下の記事が詳しいです。

www.becoolusers.com

前職では何千人という数の宛名ラベルを印刷、貼り付け、送付手配をしていたこともあり、この工程は楽勝だろ、と思っていました。

が、

プリンタの不具合により、何回やっても紙詰まりになるというトラップが…

いそいでお願いできる印刷屋さんを探し、入稿→校正→印刷をしていただきました。校正や修正に時間がかかること、少しの修正もできないこと、追加分の調整が難しいことから、可能であれば自前のプリンタで印刷できたほうがスムーズだと思います。

グリーティングカードを送ろう!

ここまでくればあとは宛名シールを貼って、送るだけ!宛名シール貼付はオフィスのみんなが手伝ってくれました。愛ですね。

送付先をあいうえお順にふりわけて、メッセージや署名を添えたいカードには社員のみなさんにそれぞれ書いてもらって回収、投函します。切手を貼るのは面倒なので、料金別納郵便を使用します。

f:id:riehirai:20161215111624j:plainカードおきば

あいうえお順だとわりと探すのが大変なので、「どの方へどの社員からおくるのか」を整理してその順序ごとにラベルを印刷できていれば、それぞれ担当者にスムーズに渡せたな〜と反省ポイントです。まだ当社の規模だとこのやり方でもさばけますが、次の機会にはもう少しシステマチックにやりたい所存です。

複数社員がお世話になっているお客様の場合、誰からおくるか(代表して1人がおくる?連名でおくる?それぞれでおくる?)などの調整も必要になってきますね。

グリーティングカードをつくるときに押さえておきたいポイント

以上が一連の流れです。どうですか、なかなかあたたかみのある工程でしょう。

てーへんだ!ということにならないために押さえておきたいポイントは次の3つ。

1.はやめにとりかかりましょう

印刷物をつくるとなると、入稿データの準備、印刷業者さんの選定や試し刷り、印刷作業時間や発送、などなど、思っているよりも時間がかかります。発送の2ヶ月前にはスタートしたいところです。納期によっては印刷コストを軽減できる場合もあります。

2.印刷のテストをしておきましょう

普段から作り慣れている方はよいですが、あまりやったことないよ、という方は必ず事前にテストをしておきましょう。カードも宛名ラベルも両方です。特にラベルは、プリンタがご機嫌ナナメでうまくできないかもしれません。外注するお金でプリンタが買えたりすると思うので、今後定期的にこのような業務が発生する場合は印刷できるプリンタを買うのも手かもしれません。(わたしも社内のサンタさんにお願いしておきます。)

3.まわりの社員の方の協力を仰ぎましょう

会社名義のグリーティングカードの場合、宛名データの作成やメッセージの記入などみなさんの協力を得なければ進まない工程がたくさんあります。もれなくお世話になった方への感謝を届けるために、積極的にてつだってー!と声をかけていきましょう。

さいごに

2016年もお世話になりました。2017年もイノベーター・ジャパンをよろしくお願い申し上げます。

2017年のはじまりには、こんなイベントを予定しております!肩こりつらいなー、最近運動不足だなーという方!ぜひお誘い合わせのうえ、ご参加くださいー。

InnoCAFE#25 トレーナーが直伝!オフィスでできるセルフトレーニング - イノベーター・ジャパン | Doorkeeper

関連記事