どうも利右衛門(りえもん)です。外資系企業人事からイノベーター・ジャパンのWebディレクターという謎経歴を歩んでいる人間です。
takuloさんの記事にもあるように、最近社内勉強会が活発な弊社。今回はわたしが担当ということで、エニアグラムを取り上げました。
エニアグラムって何?
一言でいうと、自己発見と他己理解のツールです。性格論としてのルーツは400年代頃からあるそうなのですが、学問として体系だったのは1960年代。そこから現在に至るまで様々な研究が行われています。
心理学の文脈で語られることの多いこのツール、マーケティングやディレクションに何の関係が?と思われるかもしれませんが、自分のクセを知ること、相手の傾向を予想することで交渉だったり対人関係がスムーズになるハズ!
わたしたちイノベーター・ジャパンのディレクターのお仕事はわりと多岐にわたっていて、ざっくりというと「プロジェクトにおける開発とデザイン以外大体ぜんぶ」といっても過言ではありません。お客様や社内のチームメンバーとのやりとりも頻繁に発生するので、そこに少しでもヒントになるものがあればよいなーと思っています。
エニアグラムの構造
エニアグラムでは以下の2つの要素をそれぞれ3分類して、その組み合わせで9つの性格分類をします。
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何に最も関心を抱くか
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現実への抵抗や自律
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他者にどう思われるかや関心
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安定性や安全
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他者への反応の仕方
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他者に対抗
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他者に近づく
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他者から離れる
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占いなどとは違って、「関心は何か」や「反応をどのように示すか」といった実際の行動に基づいたグルーピングがされているところが、とても納得感がありわたしは好きだったりします。
エニアグラムの9つのタイプ
ややもすると、抽象的な話がとても多くなってしまう!…ということで、勉強会ではアニメやマンガのキャラクターを当てはめて説明しました。基本的には安村明史氏のたとえを引用していますが、わたしになじみがなかったキャラクターについては改変を加えています。一通りタイプについて説明したあとは、メンバーのタイプをお互いに予想し合いました。
- タイプ1:改革する人(星一徹/巨人の星)
タイプ2:助ける人 (ドラえもん/ドラえもん)
タイプ3:達成する人(峰不二子/ルパン三世)
タイプ4:個性的な人(スナフキン/ムーミン)
タイプ5:調べる人(シャーロック・ホームズ/シャーロック)
タイプ6:忠実な人(マスオさん/サザエさん)
タイプ7:熱中する人(野田恵/のだめカンタービレ)
タイプ8:挑戦する人(ジャイアン/ドラえもん)
タイプ9:平和をもたらす人(ピカチュウ/ポケットモンスター)
やってみて
月並みな感想ですが、やっぱり間違ったことはお伝えしてはいけない!となるので、担当のわたしが一番勉強になっているなーと思います。タイプ予想では、全員正解な方もいれば、あれ?思っていたのと実際のタイプは全然違う!という方も。意外な一面を知ることができたり、個人的にとても興味深いなーと。
今回参考にした書籍は『エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)』です。各タイプについて詳しく書かれているので興味あるかたは。そしてわたしとエニアグラム談義をしましょう。笑
エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)
- 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,みやもとあきこ,Don Richard Riso,Timothy McLean,Russ Hudson,
- 岡よし子,ティムマクリーン
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/10/19
- メディア: 単行本
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