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 IJエンジニア座談会を実施しました!

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高尾 有沙

こんにちは、コミュニケーションマネージャーの高尾です。

今回は(迫るPHPカンファレンスに備え…!)「エンジニア座談会」を実施しました!
エンジニアチームのこんなこと、あんなこと、色々聞いてみました!

IJエンジニア座談会を実施しました!

——今日はお越しいただき、ありがとうございます。Zoomですが、皆さんと和気あいあいとお話できればと思います。まずは簡単に、現在のお仕事について教えて下さい!

山岡:山岡です。CTOです。エンジニアチームをはじめ、会社全体を見ています。

ごろう:ごろうです。福岡在住で、主に宣伝会議系グループのシステムエンジニア(テクニカルディレクター)をしています(こちらについては先日取材された記事を是非ご覧ください)。あとはtenpuのプロダクトオーナーも兼任しています。

はくたけ:はくたけです。自社サービス『MediaDX』開発チームでバックエンドエンジニアをしています。

たべたつ:たべたつです。チームははくたけさんと同じ『MediaDX』開発チームです。

うじた:うじたです。同じく『MediaDX』開発チームのフロントエンドエンジニアです。この中だと一番最近入社しています。

スクリーンショット 2021-09-08 16.47.29

——ありがとうございます。当社はエンジニア5名、それぞれがチームに所属しながら、エンジニアとしてもひとつのグループを成しているのですね。では次に、皆さんの当社への入社時期はいつ頃なんですか?これまでのご経歴も含めお聞かせ下さい!

山岡:もともとSIerでJavaを書いていましたが、ネット系の企業などを経て、当社には2014年5月ぐらいから携わっています。現在は、当社のCTO以外にも自分の会社もやっています。

ごろう:もともとSIerでCとJavaで企業向けシステムを作っていました。自社サービスを作りたくて、2013年10月に当社に入社しました。

はくたけ:これまではSIerで業務システムからウェブシステムで10年くらいやってきました。これまではメディアサイトを作ってきた経歴が長いですね。当社には2015年9月にジョインしています。

たべたつ:私も元SIerで、昔はちょっとだけ業務システムを書いていましたが、常駐先でウェブサービスを作ったりしていました。受託ではなく自社サービスを作りたいという想いがあったため、転職し、主にウェブの領域を扱うようになりました。2019年1月に当社に入社し、今に至ります。

うじた:僕は元々ホームページ制作をする会社でウェブサイト制作をしていたのですが、その会社が自社サービスを始めた流れで開発に関わるようになりました。「自社サービスを開発するのは楽しい!」と気づき、2020年9月に当社に入社しました。ちょうど1年になります。

——ありがとうございます。SIer出身の方が多いところと、自社サービス、というキーワードが共通点かな?と思ったんですが、皆さんそういったきっかけで当社にご入社されているんでしょうか?

たべたつ:それだけではなく『能動性』というテーマが僕の場合ありましたね。SIerではなく、ある程度自分で能動的に動ける会社に行きたかった。『技術的にこれが良いんじゃないか』とか『こう変えたい』というのが実現できそうだった、というのはありましたね。

山岡:うちは許可を得ることよりも、まずは色々やってみよう!という文化が強いので、そういうところが良かったのかもしれないですね。

うじた:僕はとにかく『開発がしたかった』というのが一番大きいです。vue.jsで開発できるとか、スキルをTypeScriptに伸ばせるとか、そういう要件で探していました。

——因みに、当社のことはどこで知ったんですか?

うじた:僕は上記の要件でWantedlyで探して、そこから応募しました。

たべたつ:僕はPHPカンファレンス東京に初めて行ったときに知りました。以前在籍されていた方のお話を聞いて、それでいいなと。

はくたけ:私もそれに近いですね。実は転職活動をしていた際、PHPカンファレンス福岡のスポンサー企業を上から順に見ていっていたんですよね。なんとなくレピュテーションが上がったというか。

自分が重視していたのは、AWSが出来ることと、きちんとした開発をしようとしていること。これまでがレガシー現場にいたので、そういうのは気にしていましたね。弊社はCircleCIを使っていることが明記されていたりと『きちんとした開発』が行われていることが分かり、安心感がありました。

——ありがとうございます。皆さんそれぞれ異なるご経歴があってここにいらっしゃると思いますが、実際にチームの雰囲気はどんな感じですか?

たべたつ:当初の想定通り、裁量権が認められる社風だなと思っています。お堅い会社とは違うなと。上下関係があまりなくて、フラットで風通しの良い会社。『ここはすごい!』みたいな、ものすごいとがったものはないかもしれませんが、ギャップはなかったですね」

うじた話せる人が多いという印象です。雑談も含めて、とにかく会話がしやすい。これまでの経験では、エンジニア同士だと会話が広がらないとか、聞いたときにそこから会話が派生していかない、ということがあったので、みんな話するのが嫌いではないのは嬉しかったです。

はくたけ:確かに笑。陽キャというか、コミュニケーションが嫌いではない人が多いのかもしれません。

たべたつ:好きな話題が出ると話が止まらなくなる感じはありますね。さっき(インタビュー開始前)のモニターアームの話とか、ガジェットみたいな話は特に」

うじた:聞いてるだけで楽しいし、ためになるし、話しやすくてよかったです。

Innovator_office_0003_Group 4(当社オフィスの様子。現在はリモートワーク中心ではあるものの、メンバーが集った際にはオープンな雰囲気でのミーティングが行われることもしばしば)

——この会話だけでも、チームの仲の良い雰囲気が伝わってきますね。次に、エンジニアさんといえば変化のスピードの速さとか、学びの重要性というのがあるかなと思うのですが、そういう機会ってあるんですか?

はくたけ:当社はそういう機会があるんだろうなと思って入社していますし、実際そうでした。当社はPHPカンファレンスのスポンサーをしていますが、勉強会やカンファレンスなどを許可してくれたり、移動費を出してくれるのか、というのは、学びの上で助けになりますね。

山岡:オンライン前提の時代になるとなかなか難しい部分はあるけど、今もちょこちょこオンラインでの勉強会・カンファレンスはありますね。オフラインのときには懇親会などでちょこっと話すとか、顔見知りみたいな概念がありましたが、そういうことはちょっとやりにくくなりましたね…

たべたつ:最近だと、アジャイル系はDiscordで懇親会をやったりしますね。東京のPHPカンファレンスは今年はDiscordでやるみたいですし。あとはZoomやoViceでやることもあるみたいです。

ごろう:僕は今度のPHPカンファレンスで登壇しますし、過去PHPカンファレンスのスポンサーとして会社のブースを出したりしました。過去にはWordCamp(WordPressの公式イベント)なども登壇したりしました。

たべたつ:外部とのつながりという観点では、Twitterや個人の繋がりがありますね。プログラミング言語ごとになんとなくそういうまとまりはあるかなと思います。

山岡:PHPカンファレンスは、コロナ前には地方での開催も多く、つながりも作りやすかったですね。今回もオンライン開催ではありますが、開催されるので楽しみです。

>PHPカンファレンス2021の詳細はこちら

——まさに、今度のPHPカンファレンスは良い機会になりそうですね!次に、実際のお仕事のお話を聞いてみたいと思います。今までで特に印象的だった仕事はどのようなものでしたか?

ごろう:まずはやっぱりAdverTimes.のリニューアルですね。それから、毎年実施されている公募企画のウェブサイトも思い出深いです。作品を期日までに投稿するような仕組みなのですが、締め切り当日に応募が集中するため、サイトにアクセスできなくなる可能性があり、担当になったときは『今年も落としてはいけない…!』というプレッシャーを何とか乗り切っていましたね。

うじた:機能単位の話になってしまいますが、最近『自動保存』を実装できたことです。できたときは『便利じゃん!』って思いましたw

(一同「そうだよね〜!」)

——私もOMOSANを書くのにまさに便利な機能だなと思いながら使っています、ありがとうございます…!ちなみに、皆さんの仕事の上でのモチベーションというか、テンションが上がるポイントはどういうところにあるんですか?

うじた:分からないことがたくさんあるので、分からないことを理解したときなど、ちょっとしたことでテンションもモチベーションもどんどん上がっていますね!下がる心配ないなっていう感じです。

はくたけ:自分が入ったときは『デベロッパーエクスペリエンス』の向上、というのをモチベーションにしていましたね。開発者にとって働きやすく高速に開発できるようにする環境や文化、組織、システムを作っていくことなんですが、そういう仕組みが自分が5年前に入社した際にはまだまだ整っておらず(かろうじてGithubが入りかけていたくらいだった)、もっと良くしたいなと思っていました。Githubでプルリクしてデプロイが走らないなんて…!となって笑。そういうことを整備するところから始めたのですが、何をしても改善につながるのは楽しかったですね!

山岡:環境整備は本当に大事。直接コードを書く行為ではないので、会社によってはそんなことをするよりコードを書け、となるけど、当社では、そこに投資をするほうが良いよね、となっています。『木こりのジレンマ』という有名な逸話があるのですが、まさに目の前の作業(ここではコードを書くこと)に夢中になりすぎるのではなく、いったんそれを止めて、効率良く進めるための工夫をすることを大事にしています。

——作業に走らないのはとても大事だし、それが大事であると共有されている環境では、効率化しつつ技術も磨けそうだなと感じました。次に、今後の皆さんの目標を教えて下さい!

うじた:僕は『MediaDXを魅力的にすること』です!それはユーザだけではなく、作っている僕たちからしても、魅力的だなと思えるようなサービスにすることです。

たべたつ:僕はサーバーサイドとフロントエンドどちらもできるエンジニアになることですね!

はくたけ:私は『MediaDXを軌道に乗せること』ですね。これまでにかけたコストとベネフィットが釣り合うようにしていくだとか、安定収入を得られるようにするだとか。運用コストを下げるための開発、というのも重要だと思っています。それをするためにマルチテナント化の構想を進めています。まだまだやれることがたくさんあるなーと思っています。

ごろう:直近の目標で言うと、『tenpuのリニューアルを成功させること』ですね。あとは、新しいメンバーが10月にジョインするので、スムーズにジョインしてもらえるようにすること。私がメンターになるので、色々なことを伝えていきたいなと思っています」

山岡:僕はエンジニア組織として、エンジニアのロールモデルとして、という観点です。(ロールモデルが必要なのか問題はそもそもありますが、)クライアントワークの魅力を伝えられると良いなと思っています。特に駆け出しのエンジニアさんは『自社サービスが良い』という声をよく聞きます。その魅力も十分分かりますが、一方で、クライアントワークだからこその良さもある。その双方を言語化したいし、それを発信したいですね。組織として、『エンジニアとして成長できる環境』の構築も、実現したいことです。

——最後に『仲間づくり』という観点についても聞いてみたいと思います。いま、チームにこんな人にジョインしてほしい!というのはありますか?

山岡:スキル面と人物面についてお話をしますね。

まずはスキルの面。個別のエンジニアスキルに関してはどうにもでもなる…というと語弊があるけど、それより何より大事なのは『自分で学習できるスキル』だと思っています。例えば新しい技術やスキルに対して、アンテナを持っていて、自分で手を動かせること。

次に人物面に関して言うと、ある程度補助輪ありの状態で学習してからの『自分で動ける能動性』『自己開示力』が大事だと思っています。かっちり育成目標や研修プランを決められているわけではないので、自分に必要なもの、自分の興味のある領域などを、考え、提示し、一緒に方向性を決められることが重要です。趣味でも技術のことでもいいので、そういう話の進め方ができる人を歓迎しています。

そういう意味では、学習意欲のあるジュニアクラスの方であっても、躊躇せずにご応募いただきたいと思っています!

——ありがとうございます。ポータブルスキルとしての『学習能力』が重視されている、ということですね。では、当社に向いている人、という観点ではどうでしょうか?

山岡:この会社では自己開示をしたほうが居心地が良くなると思います。あとは、全体最適が考えられる、俯瞰的にものを捉えられる人、というのもあるかもしれませんね。みんなの仕事を気にできる人は向いていると思います。

はくたけ:人数が多いわけではないので、足りないところを能動的に取りにいける人ですね。やりたいことがあれば、好きなように作れますし。

ごろう:確かに、『ボールが落ちていたら拾えるか』というのは重要ですね。

たべたつ「関係ないから無視、というのは厳しいですしね…あとは、何かしら好きなものや趣味がある人ですかね。僕ならネコですが、エンジニアチームではバイクとか、コーヒーとか、プリンとか、ガジェットとか、何かしら好きなものがある人が多い印象です!

——皆さん、貴重なお話、誠にありがとうございました!

【編集後記】

私自身、エンジニアチームの皆さん全員と改めてこういう場でお話するのは初めてでしたが、形式張った感じがなく、みんなマイペースに、それぞれのお話をしてくださったのが印象的でした。こういった取材の場に全員が協力的で、かつ、和気あいあいとしてくださることからも、このチームの素敵さがとても見えたような気がしました。インタビュー開始前の隙間の時間にも「使える言語(頻繁に使う言語、最初に頭に浮かぶ言語)と母国語(一番最初に学んだ言語)の違い」を教えてくださったりと、とても楽しい時間になりました。
技術の研鑽も勿論大事ではありますが、ギスギス・殺伐としていない人間関係のなか、心強いメンバーと相談しながら仕事を進められるのは、とても価値のあることだと痛感しました。

そのような環境でお仕事したい方、少しでも興味があれば是非以下のサイトからコンタクトいただけますと幸いです!

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