こんにちは。Hamiです。このエントリーは「イノベーター・ジャパン Advent Calendar 2020」11日目の記事です。
今年になって、何回かワークショップをする機会があったので、振り返り兼ねて書いていきたいと思います。
そもそもワークショップとは
ワークショップという言葉をよく耳にすると思いますが、改めてワークショップとはどういう意味なのか調べてみました。
ワークショップ(workshop)とは
“学びや創造、問題解決やトレーニングの手法である”
本来は作業場や工房という意味らしいですが、今は、ファシリテーターを中心に、ディスカッションをしながらスキルを伸ばしていく場という意味を持つようになっているそうです。
なぜはじめたのか
1つは、今年からリモートワークが導入されたことにより、デザイナー同士のコミュニケーションの機会が減ってしまったと感じていたためです。また、働く場所が離れていても、互いにモチベーションを保つするための取り組みが何かできたら良いなと考えていました。
2つ目は、プライベートでオンラインワークショップに参加する機会があり、リアルで参加したイベントよりも、不思議と初対面の人と打ち解けやすかったと実感したため、職場でも試してみようと思ったのがきっかけです。
やったこと
Figmaを使ってスキルマッピング
ビデオ会議ツールのzoomを使って話しながら、figmaのテンプレートを使って、自分の好き・嫌い、得意・苦手というのを軸に、スキルをマッピングしていきました。
このワークショップを行うことで、やりたいけどやっていないこと、好きだけど得意ではないこと、得意だけど好きではないことなど、普段業務では見えてこないような、その人の興味関心をお互いに知ることができました。
普段デザイン室では、それぞれのメンバーが別のプロジェクトに関わっていることが多いので、こういうことを知ることができたのは新鮮でした。
また、自分自身の振り返りができただけでなく、普段業務で使用しているSlack上では出てこないようなコミュニケーションをする良い機会にもなりました。
ワークショップ振り返り
実際に行ってみて振り返ってみると、いくつか心がけていかなければならないポイントがありました。
例えば、実際作業にとりかかる前に、ワークショップで使用するテンプレートをどう使うのかを十分に説明が必要だったり、作業を開始するまでに言葉の定義や認識を合わせておく必要があるというような点です。
そして、実施の主旨を互いに理解した上で行うことも、大切なポイントだと思いました。
最後に
1人で作業していると、自分自身の視点で物事を考えてしまいがちです。
しかし、共同作業を行うことで、新しく気づくことがあったり、雑談の中からアイディアが出てくることがあります。
これは、リモートワークが導入される前から存在していた課題かもしれませんが、今年の働き方の変化によって、より意識するようになったと感じています。
今後も、働く場所やスキルがさまざまな場合でも、コラボレーションができるように、オンラインでできることを活かしながら取り組んでいきたいと思います。
次回予告
明日12/12 の「イノベーター・ジャパン Advent Calendar 2020」の投稿は
ykkozwさんです。お楽しみに〜!