こんにちは、オシオです。このエントリーは「イノベーター・ジャパン Advent Calendar 2020」18日目の記事です。
私は2020年11月、コロナ流行真っ只中な時期に引っ越しをしました。
もっと感染者数が落ち着いている時期に引っ越し日を予約しており、日程をずらせない状態だったため、最大限に警戒しての引っ越し決行となりました。
引越し先はある程度生活できる環境が事前に整っているので、住んでいたアパートを引き払って新居へ移動するまでのあいだ、いかに感染リスクを減らせるかということが課題になります。
対面でやり取りすることが避けられるこのご時世、どのように引っ越しをしたのか、記録をまとめていきます。
- 目次
事前の手続き
アパートの管理会社
電話で退去する旨を連絡した以外は特別な手続きはありませんでした。
引越し業者
インターネットから引越荷物の量を入力して見積もり+予約完了。今回はそんなに荷物も多くなかったので、訪問見積もりがない、単身赴任引っ越しプランを利用しました。訪問見積もりのないプラン自体はコロナ流行以前から存在するものです。
インターネット
電話で解約する旨を連絡しました。後日、契約会社からレンタルしていたモデムなどの機器返却用の封筒が送られてきて、その封筒にもろもろ詰めて送り返せば解約完了となります。
電気・水道・ガス
インターネットや電話でそれぞれ解約日を連絡。電気と水道は指定した解約日に自動で止まるようになっていますが、ガスのみ解約日当日に担当者が訪問しての閉栓作業が必要になります。
大型ごみ回収
インターネットでごみ回収日と回収場所を指定。事前に購入しておいた粗大ごみ処理券のシールに名前など必要情報を記入してごみに貼り、回収日当日、指定した場所にだしておけばそのままトラックで回収してくれます。
冷蔵庫などの「家電リサイクル法」対象ごみは粗大ごみとは別にインターネットで回収依頼とリサイクル費見積もりをおこない、改修後にリサイクル費を振り込みました。
引っ越し当日
引っ越しの荷出し
荷造りは事前に自分で全部すませておいて、当日引越し業者さんは荷物を運び出すだけの状態にしておきました。
引っ越しの作業を見て気付いたことといえば、家の中に入って荷物を運び出すメンバーは1、2名程度の最低人数構成で、他の方はほとんど屋外にいて顔をあわせないまま荷出し作業が完了したようでした。
ガスの閉栓作業
ガスの閉栓作業には立ち会いが必要ないため、作業担当の方と事前にインターホン越しにやりとりした後は全部おまかせ。最後、玄関先で書類に判子を押すだけで、会話などもそんなに発生しませんでした。
アパート引き払い
引っ越し日に管理人の立ち会いなどはありませんでした。アパート外に出て鍵をかけた後、管理会社あてに鍵を郵送して、後日担当の方が室内の使用状況や傷の有無などを確認することになります。
今回はそこまで対応できなかったのですが、敷金清算などでもめた場合の対策として、引き払う前の状態で写真を撮っておくといいかもしれないですね。
移動方法
電車移動1→飛行機→電車移動2→新居到着を予定していたのですが、荷造りや粗大ごみ運び出しなどの力仕事で疲労して体力が限界を迎えたので、最初の電車移動をタクシーに変更。お財布的には痛いですが、結果的に引っ越しで体力消耗した状態で接触する人数が減ってよかったのかなと思います。
平日に引っ越しをしたので空港も機内もわりと空き気味でした。ついてます。
引越し後
引きこもり
新居移動後に念の為、自主的に2週間ほど隔離体制をとって引きこもり生活をしていました。長距離移動といっても国内だったのでちょっとやりすぎかなとも思うのですが、ちょうど引っ越し日に住んでた地域で感染者数が増加してたニュースなども見たので、念には念をいれています。
ちなみに引っ越し後の翌日から普通に引きこもり状態でお仕事再開していました。全国どこでもお仕事ができる体制ができているというのは、こういう生活が大幅に変化するときにも影響が少ないので助かります。荷物を新居にぼんぼん運び入れている中も普通にお仕事してました。
アパートの使用状況確認と敷金返却
アパートの管理会社から使用状況の調査結果を電話で連絡してもらいました。クリーニング費などを差し引いた敷金を銀行口座に返却してもらってお引越し完全完了です。
まとめ
コロナ流行前の引っ越しと比較して変わった・意識的に変えた部分
- 訪問見積もりのない引っ越しプランを選択して、業者とは荷出し時のみの接触にした。
- アパート退去時の管理会社立ち会いがなかった
- タクシー移動を選択
- 引っ越し後の引きこもり
こうやって振り返ってみると、引っ越しって案外元から対面しないでも良い手続きが多いですね。明確に変わった部分はアパート退去時の立ち会いの有無でしょうか。訪問見積もりのない引っ越しプランは以前から存在するものですし、タクシー移動選択や引越し後の引きこもりなども自主的に選択したものです。
引っ越し先に移動するまでの各種手続きは元からアフターコロナの状況にも対応できている、その上で最大限リスクを減らす選択ができるかは、それを利用する各人にかかっているということなのかもしれません。
自分の場合は対面の機会を極力減らしたおかげで引越し後も体調崩すことなく、新しい土地でも無事に以前通りのリモートワークができています。
家庭や職場の都合でどうしてもこの大変な時期に引っ越しをしないといけないという状況の方に、自分の経験が一つの参考になれば幸いです。過剰に恐れすぎず、最大限注意をはらって新生活にいどみましょう。
次回予告
明日12/19の「イノベーター・ジャパン Advent Calendar 2020」の投稿はコニータさんです。
おたのしみにー。