こんにちは、コミュニケーションマネージャーの高尾です。
今日は、弊社の新しい取り組みである、位置情報プログラマティック広告「Blis」についてご紹介します。
「どんなサービスなの?」「なんでIJが?」「これからどんなことをしていくの?」などといった気になることを、担当のLovnish(通称:らぶちゃん)にどんどん聞いていきました!
ーよろしくお願いします。まずは自己紹介からお願いします。
Lovnishです。会社では「らぶさん」、「らぶちゃん」などと呼ばれています。インドのニューデリー出身で、イノベーター・ジャパン(以下、IJ)には2017年11月に入社しました。
(実は元カメラマン。モデル歴も…!)
ー参画されて約5年になるのですね。現在はどのような役割をなさっているのでしょうか?
アジア事業の統括として、海外のビジネスデザインカンパニーとのリレーション構築を行ったり、現在位置情報広告配信プラットフォームBlisのビジネスディレクターというポジションを担っています。
ーBlisというのは、どういうサービスなんですか?
Blisは、位置情報から広告を配信するプラットフォームです。
最近では、サードパーティクッキー問題などが取り沙汰されていますよね。そんななかでも広告を適切に表示することの出来るサービスとして、いま注目されているんです。
ー最近サードパーティクッキー問題が話題になっていますよね。改めてどういうことか、教えてもらえますか?
そうですよね。少し端折りながら説明すると、Google社が2019年8月より進めている、広告とプライバシーの両立を目指した「Privacy Sandbox」と呼ばれるプロジェクトに端を発したものです。名前の通り、このプロジェクトが目指しているのは、プライバシーに配慮されたインターネットの世界を実現するためのルール整備です。
2020年1月に「サードパーティクッキーを2年後に終了する」と宣言したことから、この話題が上るようになりました。
ーなるほど。サードパーティクッキーというのがなくなると、どういう課題が生じるのでしょうか?
もう少しクッキーについて説明しますね。そもそもクッキーは、セッション管理やログイン機能だけではなく、
- シングルサインオン(複数のドメイン間での個人紐づけの維持)
- ウェブ解析(ユーザー、セッション単位での個人のサイト上での動きの把握)
- パーソナライズ(属性情報や行動情報に基づいた情報の開示)
など、現在のウェブサイトが成立する上で欠かせない、さまざまな機能に用いられています。
そのなかでもサードパーティクッキーは、ドメインをまたいで、ブラウザ側に保存された情報を活用することができるものであり、これまで広告やウェブ解析のトラッキングなどに多く用いられてきました。
それがプライバシー管理上問題であることから、規制されることになったのです。そしてそれによって、特に広告の表示や計測の領域で、大きな影響が出ると言われています。
ーそうだったのですね。特に広告の領域では大きな影響が出そうですが…Blisはそれに対して、どのようなことをしてくれるのですか?
Blisは、個人データに依存することなく、大規模かつ正確な位置情報からのターゲティングを通じて、プライバシーを担保しながらも広告を出すことを可能にしています。この実現のために、
- オンラインデータ
- 行動データ
- ライフスタイルの指標
を使用して、精緻なオーディエンスのプロファイルを作成しているんです。さらに、位置情報から人の行動をマッピングする独自のテクノロジーを用いて、匿名アプローチで個人データに依存することなく、正確なオーディエンスにリーチが出来る。これは特に小売など、リアル店舗を持つ事業主様には有効にご活用いただけると思います。
ーとはいえ、最近はステイホームの時代ですよね…?位置情報って正直使えるのでしょうか。
はい、それについても聞かれると思っていました笑。特に「ステイホーム」を余儀なくされる現在の環境下においても、「ホームターゲティング」という機能があるため、Blisが蓄積してきた膨大なデータを消費者行動の予測に使うことが出来るんです。
ーなるほど。ということは、Blisは今後の個人情報保護志向に沿い、匿名ながらも、位置情報から正確なターゲティングを実現している、ということですね。
そうです。まとめてくださって、ありがとうございます。
ーところでBlisは英国発のサービスとのことですが、どのような企業で使われているのでしょうか?
先にお伝えした通り、小売店、特に食品領域や、ハイブランドの店舗などで使っていただいています。例えば、以下のようなブランドで利用されています。
ー名だたる大企業ですね…!日本ではまだ導入事例はないのですか?
それを創っていくのがまさに私たちの仕事です。日本ではまだまだ位置情報系のDSPは浸透していないので、今がチャンスだとも思っています。
ー同社のプロダクトは日本初上陸とのことですもんね。
その通りです。なので、広告代理店やクライアントへ提案・導入支援を行ってくださるメンバーを切実に募集しています!
ーからの!メンバーの募集ですね。現在正社員でのメンバーはらぶさんしかいないんですよね…どんな人が必要なんでしょうか?
端的に言ってしまえば、アドテク業界の経験のある方ですね。そして、広告業界のことを知っていたり、興味のある方だとよりありがたいです。
そして、ネット広告代理店や事業会社のCMOクラスの方ともコミュニケーションを取っていただくので、そういったネットワーク構築が苦でない人であってほしいなと思います。
また、メインとなるクライアントは大きな会社になるので、そういったところで働いたことのある方だと、よりキャッチアップしやすいと思います。
上記のような経験だけではなく、プロダクト責任者として幅広く働きたい!という方を必要としています。チャレンジングではありますが、日本初上陸のプロダクトを広く世に広げていく仕事は、とてもダイナミック。英国だけでなく、その他の導入国の情報なども駆使することになるので、グローバルに働きたい人にも持ってこいだと思います。
ー今後入ってくださる、あるいは入社を検討してくださる方に一言お願いします。
このプロジェクトは、私達にとって、非常に重要なものです。私たちと一緒にビジネスを成長させることで、リーダーとしての手腕を遺憾なく発揮していただきたいと思っています。英国とのやり取りなど、普通では挑戦できない新しいチャレンジをしたい方を歓迎しています。是非一度、まずはお話からでもしてみませんか?
ーありがとうございます!一同、新しく入ってくださる方を心待ちにしています…!
アドテク経験者WANTED!
イノベーター・ジャパンはこの度、グローバルで豊富な実績を有する位置情報広告配信プラットフォーム(DSP)を提供する英国・Blis社と、日本総代理店「Blis Japan」として提携しました。
Business Development Lead は、位置情報を活用したデジタル広告による企業のマーケティング課題解決のため、広告代理店だけでなく、事業会社とのコミュニケーション、それに加えて、事業の未来を描き、幅広くアクションしていく職種となります。正社員のほか、複業・業務委託での参画もご相談可能です。
- リモートワークOK!
- フレックスタイム制で働きやすい!
- 日常会話レベルの英語力からOK!(現在の英語力ではなく、キャッチアップする意欲を重視します)
- 業界内ネットワークの構築に自信がある人、大歓迎!
ご興味のある方は、お話からでもお気軽に。
詳細、お申込みは以下をご確認ください!