みなさん、こんにちは!
イルミネーションや店頭での演出により、
すっかりクリスマス気分のペンタです。
今年は日本でブラックフライデーが盛り上がってますね〜
今回ブラックフライデーについてまとめました。
ブラックフライデーとは
もともとはアメリカでThanksgiving Day(毎年11月第四木曜日)の翌日にやっているセールです。
ブラックと聞く1987年に起きたブラックマンデー(世界的な株価大暴落)やブラック企業などイメージからあまりよくない印象をうける方も多いと思いますが、ブラックフライデーのブラックはお店がセールで黒字になるからブラックと言うそうです。(今では...)
そうこれも諸説あり、警察が混雑する交通整理をしなければならないので嫌な日だということでブラックフライデーと言い出したという説もあります。
ブラック曜日シリーズ
脱線ですが...
ブラックマンデーにブラックフライデーということは、他にも...
そう、あるんです!!!
ブラック〜デー
・ブラックマンデー・・・1987年の史上最大規模の株価大暴落
・ブラックチューズデー・・・1929年におきた世界恐慌のきっかけとなったウォール街大暴落(壊滅的な大暴落がおこった日)
・ブラックウェンズデー・・・1992年にイギリスでおきたポンド危機
・ブラックサーズデー・・・1929年におきた世界恐慌がおきた最初の日、この日をきっかけに約1ヶ月間続いた一連の株価の暴落を指す
・ブラックフライデー・・・感謝祭の翌日から始まる大規模なセール
・ブラックサタデー・・・アメリカのプロレス団体WWFが番組の放映枠を乗っ取った事件が起きた日(やっと経済とは関係ないものが...)
・ブラックサンデー・・・1977年に制作されたアメリカの戦争映画
まあ、サタデーとサンデーは株式市場が休みですから経済の出来事は起きないわけです。
アメリカではどうなの?
アメリカでは感謝祭(祝日)が終わった次の日からセールが始まります。
感謝祭は大変盛り上がる祝日のひとつで、街中でイベントやパレードが行われています。
またアメリカではブラックフライデーのような大規模なセールがほとんどなく、みんなこの日を待ちに待ってるわけです。
サブプライムローンがおきた2008年以降、年々増加しています。
また、近年ブラックフライデーにもECへの流れが増えてきています。
2014年にはECによる収益が前年の20.6%増加したそうです。
年々ECの売上が増加しているのは、スマートフォンやEC市場の拡大の他に、2005年に全米小売業協会がブラックフライデー翌週の月曜日にサイバーマンデー(ECの大規模なセール)を作った影響もあるようです。
休日に人多いところに行き、レジで何時間も並ぶよりかは、ネットで買ったほうが何倍も楽ですよね。
ECでもブラックフライデーがかなり拡大しているので、サイバーマンデーの需要が減ってきそうです。サイバーマンデーもブラックフライデーと一緒にして、月曜日までブラックフライデーにしたらよいではと思ったりもします。
全米小売業協会(NRF)が2016年の年末商戦に関するレポートがこちらです。
このレポート、様々な情報が載っていて結構面白いです。
まとめ
日本でも今年、イオンやトイザらスといった大手企業が続々とブラックフライデーのセールを実施しています。
アメリカでは感謝祭という大きなイベントを軸としたセールで、日本とは温度感が異なるかもしれませんが、今後参加する企業が増えれば徐々に定着する可能性はあると思います。
ちなみに日本のサイバーマンデーはアメリカと実施日が異なり、12月の第2月曜日です。これは2012年にアマゾンが作ったそうです。
中国では11月11日の独身の日が、盛り上がっていたようです。
私はいち消費者として、寒くなり色んなものが欲しくなる季節なのでセールは大歓迎なのですが、感謝祭がない日本でいきなりブラックフライデーと言われても少し違和感があるな〜と思ってます。