こんにちは、OMOSAN編集部です。今回は、今年で4周年を迎えた、&donutsプロジェクトについてお話ししたいと思います。
近年社会課題として上がっている日本の働き方ですが、人々にとって豊かに暮らすことや、柔軟に働くというのはどのようなことでしょうか?
これは人ぞれぞれにあると思いますが、イノベーター・ジャパンでは「職住近接」をコンセプトにしたプロジェクトを実践しています。
つまり、「仕事の集まるところに人を集める」のではなく、「人が集まるところに仕事を移す」という考え方です。
子育てや親の介護、保育所の問題などで、郊外に住む選択をする人は多くいます。しかし、都心との行き来にかかる負担のため、積み上げてきたキャリアを諦めてしまう人も少なくありません。
イノベーター・ジャパンでは、そんな人生のライフステージの変化があっても、郊外でより価値ある創造ができるよう、&donutsプロジェクトを立ち上げました。
&donutsプロジェクトの考え方
&donutsプロジェクトはもともと、働く親と子供が共に過ごす職場や空間をつくるという北欧の仕組みを取り入れています。
デンマークにもオフィスを構えるイノベーター・ジャパンでは、そんな北欧の考え方からインスピレーションを得ています。
「暮らし」と「仕事」を分断せずに、日々の生活の中の学びを仕事に活かしたり、仕事での学びを暮らしの中に取り入れていったり、そういう考え方を実現していこうというものです。
また、私たちが掲げるミッションとして「人の可能性を最大限に引き出しウェルビーイングな社会を実現する。」というのがありますが、このプロジェクトを通して、社会へ新たな価値創造をしていこうと考えています。
立ち上げ当初〜現在
立ち上げた当初は人数も少なく、まだどんな組織になっていくか全く想像がつかない状態でした。
(柏市100人カイギにて)
しかし、地元でイベントを開催したり、ビジョンや構想を発信し続けたりしていくことで、少しずつ、共感してくれるメンバーが増えていきました。さらに、ジョインしたメンバーだけでなく、働くメンバーのこどももオフィスで過ごす機会も増えていき、コミュニティとしてより豊かな組織になってきています。
(&donutsメンバーのこどもたちが職場で過ごしている様子)
現在ではメンバーのほとんどがリモートワークですが、各メンバーが積極的にコミュニケーションとる姿勢を持っているため、より良いチームワークが実現できています。
現在柏の葉と湘南の2拠点にオフィスがあります。働くメンバーのライフステージに合わせてフルリモートも可能な“ジョブ型“とオフィス勤務をベースとした“メンバーシップ型“を毎年選択できるなど、柔軟な働き方を導入しながら日々進化しています。
今後の動き
徐々に大きな組織になりつつある&donutsプロジェクトですが、今後はどんなことを目指していくのでしょうか?
この1年間の振り返りと今後の取り組みについて、プロジェクトのメンバーが語っている記事があるので、よかったらこちらの記事もぜひチェックしてみてください!
それではまた。