こんにちは、HRのaokiです。
社内ラジオ「OMOSAN RADIO」でもたびたび話題にしているのが、イノベーター・ジャパンのキーワードでもある「ビジネスデザイン」という考え方。
2025年度下期の重要方針の一つとして、私たちのキャリアゴールを「ビジネスデザイナー」として明確に全社発信した今、改めて代表の渡辺が語った”原点”と”これから”の話を、少し掘り下げてみなさんにもお伝えしていきたいと思います!
▍デザイン=「見た目」ではなく「仕組みを設計すること」
仕事の中でよく耳にする「デザイン」という言葉。
みなさんは、これをどんな意味で捉えていますか?
多くの人は、モノの“見た目”や“かたちの美しさ”を思い浮かべるかもしれません。
一般的にデザインは、「美しく整えること」「魅せるための工夫」として語られることが多い言葉です。けれど、本来の design には「設計する」「構想する」「計画を立てる」という意味があります。
つまり、デザインとは“形を整えること”ではなく、“目的を果たすための構造を描くこと”。
そして、私たちが掲げるビジネスデザインとは、まさに「事業の仕組みそのものを設計し、再構築すること」を指しています。
この考え方の出発点は、渡辺が海外での経験を通じて抱いた、“日本のビジネスにおけるデザインの扱われ方”への違和感でした。「かっこいいものを作る」ではなく、「よりよいビジネスを“機能させる”ための設計」こそがデザインの本質。この“ずれ”を正したいという想いから、「ビジネスデザイン」という言葉が生まれました。
創業当初から、代表自身の肩書きは「ビジネスデザイナー」。
それは単なる名刺上の肩書きではなく、会社のあり方そのものを表す思想でもあります。
この理念を礎に、私たちは時代の変化とともに進化を続けてきました。
▍第2創業期、AIがもたらした“仕事の進化”
創業15周年を迎え、イノベーター・ジャパンは今、第2創業期の真っただ中にいます。
このフェーズを象徴するのが、AIの登場が象徴する、社会全体の変化です。
生成AIの急速な進化と普及によって、「人が手で行う作業」は確実に減りました。
情報処理や文書作成、データ分析、プログラミングやデザインなど──パターン化された仕事は、AIが代替できる時代に。けれど、それは決して悲観すべきことではありません。
むしろ、人が本来向き合うべき創造的な仕事に集中できるチャンスが広がっているのです。
たとえば営業職を例にとると、アポを取る、資料を作る、見積もりを出すといった作業もAIに任せられるようになり、人間が担うべきは、顧客の“本質的な課題を見抜き、解決の筋道を描くこと”へと変わってきています。
「AIが奪う仕事」ではなく、「AIによって人間らしい仕事が際立つ」時代。
私たちは、そんなポジティブな変化の中に立っています。
▍「変化できる力」こそ、次の時代の武器
渡辺は言います。
ー AIが出てきたから進化するのではなく、変化に対応する “変化力” こそが進化である
AIは単なるきっかけに過ぎません。
社会や技術は常に動き続けており、“変化を恐れず、しなやかに未来をデザインし続ける人”こそ、これからの時代に必要とされる存在です。
右脳的な発想と左脳的なロジックを行き来しながら、絶えず課題を発見し、仕組みを描き、価値を再構築していく。その循環こそが “デザイン” であり、そこにこそ人の創造力が発揮されます。
今ある職種を超えて、未来をデザインする力を。
これは、当社が掲げる採用メッセージのひとつです。
営業も、デザイナーも、ディレクターも、マーケターも。一人ひとりが自分の専門性を超えて、社会や顧客の課題に向き合い、仕組みを動かしていく。
それこそが、イノベーター・ジャパンの目指す「ビジネスデザイナー」という生き方。
そして、この“変化できる力”こそが、次の時代を生き抜くための最大の武器になると、私たちは考えています。
まさに当社のバリュー“CHAOS”(混沌から生まれる創造性)を体現する考え方でもあります!

▍すべてのメンバーが「ビジネスデザイナー」へ
第2創業期に入った現在、イノベーター・ジャパンでは全員がビジネスデザイナーを目指す組織の強化を進めています。評価制度やスキルマップ、コンピテンシーといった社内の仕組みも、この思想を軸に再設計中。
「ビジネスを設計する人材」を育てるためには、働く環境や制度もその哲学に沿っていなければなりません。だからこそ、私たちは自分たちの “仕組みそのものをデザインする” ことから始めています。
採用、評価、組織づくり──これらもすべてが「ビジネスデザイン」の延長線上にある。
未来を動かすのは、“変化を味方にビジネスをデザインできる人”。
私たちは、そんな仲間とともに、これからも新しいビジネスの未来を描いていきます!
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